寒田瑠花のライター生活を晒す場所(主に)。仕事用のアドレス作りました! kyoumo.kaeru@gmail.com 書きモノやライブへのお誘い、音楽談議など、何でも歓迎。四次元ポケットみたいなもんです。


by rukasoda
こないだまでお仕事していたwebサイトが4月いっぱいでリニューアルするため
自分の文章が掲載されているページをちまちま保存していたのだが
「30日中にやればいいや~」と余裕ブッこいてサボりぎみだった。

新宿で、大学時代の同期・後輩たちと呑み会をしたりしていた!
地元で、おいしい呑み屋さんを発掘したりしていた!
ライブで、ビールをおかわりしたりしていた!
浅草で、昼間から呑んだりしていた!
家で、ジャックジンジャーばっか呑んだりしていた!

……さっき見たら、すでにメンテナンス・タイムに突入していた。
半分も終わってないっつのー! ズコー。
あーもう。この脱力感を糧に新しい仕事を探す。それしかない。


さてとー! おかげさまでブログ書く時間できたし。
ようやくかまってちゃんインストアイベントのことが書けるってもんだ!
と、強がりをパワーに変えて筆を進めてます(笑)。

てなわけで、ときは今月の8日。場所は渋谷タワレコB1にある「STAGE ONE」にて行われた
神聖かまってちゃん『友だちを殺してまで。』インストアイベントにサンセン。

平日の19時集合、半スタートだったんだけど
キンブラの新譜買って7時ジャストに行ってみたら、すでに長蛇の列!
結局階段で4Fまで登って最後尾に。

セーラー服の女子高生(またはコスプレ女子)、おっさん、オシャレ男女、見た目からわかりやすいオタク、ロック好きっぽい男女、キレイなOL風のおねぇさん、ハゲ散らかしてる上に異臭のする男性、その辺にいるようなフツーの格好した男女、業界人っぽい目つきのオバサン――
とにかくいろんなジンシュを目撃した。
プラス会場には、最初から最後まで、これまで嗅いだことのないような匂いが充満…(笑)。
なんかミチなる空間だった。

ライブ自体の感想。率直に言えば、とてもよかった。
インストアであるにもかかわらず、収録曲以外の音源連発で
しかもそれがすこぶるよい。
サイトで聴いていたけど、生でこそ刺さる曲ばっかだった気がする。
とにかく鳴らす音のすべてに余裕がなく、半分コワレていて。
頭が悪くて、自虐的。それが非常にノスタルジックで痛い。
あれは、たしかにロックの衝動だと思う。

MCやパフォーマンスも、フツーに笑えた。おもしろい。
たしかに多少の違和感やズレを感じる部分もあったけど
ニコ生するつもりだったのに電波が届かなくて役立たずになったパソコンを
曲の最中に破壊する姿は、ピート・タウンゼントのギターパフォーマンスとも重なるし
たまに見せるの子の、薄気味悪くも幸福感溢れる微笑みは、非常にエロいものだった。

演奏も、もちろんヘタクソではあったけど、あれはあれで格別にかっこいい。
ちょっと前に観たNHKみたいのだったらどうしようかと思ったけど、全然。
そこいらのバンドと同等のヤルキや自尊心を感じた。

とくにの子の存在はやっぱりすごかったなぁ。
歌の才能がある。そして、アーティストとして、とても稀有で純粋なモノを持っている。
よくちょっとだけおかしい人のことを「ネジが外れてる」とか言うけど
の子の部品は多分ちゃんと揃っているし、ピカピカなんだよ。
ただ、配列や繋ぎ目がとことんイビツ。そんなイメージ。

演奏がどんだけヘタでも、バンドとして成立していなくても、ロックンロールは鳴る。
ただ、もし彼らがこれを音楽的にもプロとして提示するとしたら
リズム隊にはもうすこししっかりしてもらわにゃ、といったところかな。
の子に触発されて熱を帯びていく様は魅力的で感動的だけど
表現する側としては、精神的にも技術的にもまだやってほしいと思う。

まぁ、こういう話はほんとに不毛なところもあって。
本人たちやファンが求めてるものが何なのかってのが
いちばん大事になってくるとこなんだけど、ね。

自分としては、ほんの小1時間ほどでかまってちゃんの魅力をズッシリ堪能。
そうして結論づけたのは――
彼らの音楽が“痛めつけられた挙句の快楽”であるところに、自分はどうしようもなく惹かれるということ。
ART-SCHOOLより、もっと複雑に。昆虫キッズより、もっと愚直に。

うーん、これじゃ性癖の暴露にしかなってないか(笑)。

というわけで、また5/13に原宿で行われる彼らのライブにサンセン!
七尾旅人くんも観れるとあって、テンション上がるワ!
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今日のヘビロテBGM:セカイイチ『セカイイチ』
かまってちゃん×旅人くんの前日、12日に行われる【道玄坂異種格闘技戦vol.5】
セカイイチ、おとぎ話ときて、こないだのライブにてアナログの出演が発覚したため
急遽サンセン決意!
おなかいっぱいになること間違いなしだけど
いちばん楽しみなのは、久しぶりに観れるセカイイチだな。

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# by rukasoda | 2010-04-30 21:43 | 音楽ライティング
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わー、書こう書こうと思いつつ先延ばしてたら
とうとうアナログのワンマンに追いつかれてしまったー(笑)。
というわけで、今夜のわたしは
アナログフィッシュ【2010“Life Goes On”TOUR】にサンセンすべく
これからまたしても渋谷に向かうわけで。

にもかかわらず、わたしが今から書こうとしているのは
4/2に行われたトモフスキー×アナログフィッシュのツーマンなわけで。
忘れたフリはできないので、時間的概念は捨てて堂々と書いちゃおうと思う。


考えるに、わたしの中でアナログフィッシュは陽の存在だ。
そんで、トモフスキーは陰の存在。
急に何だってかんじだけど、意外と「それわかる~!」って言ってくれる人も多いと思っている。
ほとんど似てるんだけど、ある部分で圧倒的に対極。そんなかんじ。
だからこのイベント、そんな二組が絡むってんで
自分の中で最高潮に楽しみにしてたイベントで。
初のO-WESTのムリクリ造った感も、自分の中でけっこうハマって
初っ端からビール片手に、気分上々。

どうやらトモフのイベントにアナログが呼ばれたというカタチらしく
(まぁそうでなくとも年の功的なものはある)先行はアナログフィッシュ

彼らのライブ観る前は、やっぱり襟を正してしまう。
そうしなきゃ失礼な気もするし、自分の中で精神をクリーンにしておかないと
ちゃんと受け止められない気もするし。
ガチで向かってくる相手への礼儀であり、自分自身の心の準備でもあるんだと思う。

ただこの日、なんか下岡さんがめずらしく緊張してて
ガチというか、ガッチガチなかんじで(笑)
「僕らが田舎にいるとき聴いてた人とこうして一緒にできるなんて~」といったような
トモフさんとできて感無量!的発言まで。

わたしはトモフのこと、佐々木くんの(心の)先輩なんじゃないかと睨んでたから
下岡さんのこの発言にはちょっとビックリしたな。
それに、自分の好きなアーティストのルーツが自分の趣向に繋がってたら
やっぱちょっとうれしいんだよねー。

まぁツーマンてことでそれ以外のアナログは通常の気持ちで観てたんだけど
今回の「Town」はひと味ちがってたなぁ。
下岡さんの唄も非常に熱を帯びてたし、何より渾身のアクションがあった。
おかげであの歌がアナログにとっての「青春狂走曲」(/サニーデイ・サービス)なんだなって気付けた。
もちろん真実とかのレベルでなく、あくまで自分の心ん中の話で。

アナログのライブは、こういうサプライズがあとを絶たない。
だから何度も足を運んで、襟を正して目撃しちゃうんだよな。
今夜もきっとそういう時間があるだろう。


続いて、ビールをおかわりして迎えたトモフスキー
実はちゃんとしたハコで観るの初めて。
現れた瞬間思ったのは「相変わらず歳取らんなー」って(笑)。
そしてふとメンバー見渡してビックリ。は、ハルがいる…!
知らなかったからすごいキャーキャー言ってしまったが
聞いたところによると、佐々木くんがそれらしいことMCで言ってたらしい。
全然聞いてない自分(笑)。

そんなすてき双子を交互に見てニヤニヤしながら
これでもかってくらいトモフミュージック(もはやジャンル化)を満喫。

やっぱりトモフの音楽は身体性が高いんだよね。
伸びやかで軽やかでしなやか。
たしかに歌詞はたまらなく陰鬱で身勝手だけど
こういう気持ちを吐き出すことって、とても健康的なことだと思う。

つまり、唄うことによってココロもカラダもすごーく健やかになる。
だからリスナーも我を忘れて躍動できるし、ヤミツキになる。
それがトモフ・ミュージック!

ってなわけで、最高に気持ちよい時間を過ごした。
やっぱり「カンチガイの海」がわたしはダイスキだー。



今日のヘビロテBGM:KING BROTHERS『THE FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN』
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いやがらせのように長いタイトル(笑)。
でも内容は超絶かっこいい! っていうか、これ間違いなく名作でしょ。
今を生きる永遠のヤンキーたち、聴きなさい。もだえるよ。
写真は渋谷タワレコのフライヤー。

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# by rukasoda | 2010-04-23 17:39 | 音楽ライティング
あっという間に4月も上旬を終えてしまったわけだけど
東京のこの寒暖差は何!
お花見もしないままだけど、家の目の前に桜の木があるおかげで
花吹雪だけはしっかり鑑賞できてる。

この2週間ほどの時間に、わたしは3度も
あの大キライな渋谷までライブを観に行った。

1日、クアトロにて【口ロロ02 演奏撮影会】
2日、O-WESTにてトモフスキー/アナログフィッシュ
8日、タワレコにて神聖かまってちゃんインストアイベント

全部、すごくよかった。
簡単になっちゃうと思うけど、その手触りだけでも
今日からレポっていきたいと思う。

まずは口ロロから。

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「ライブ」なんていう使い慣れた言葉じゃ説明不足になってしまうほど
自由で、最先端で、大規模で、聡明で――
いまだこの全人口総情報化に対応できずにいる多数のレコード会社、音楽機構、ライブ関係者、アーティスト本人、そしてわたしのような人間をよそに
彼らはこの時代に可能となった、音楽とツールの“活用法”を
鮮やかに軽やかに実行してみせていた。

詳しいことは検索すればいくらでも出てくると思うけど
やっぱりいちばん重要なのは、観客のフリー撮影を可能にしてしまったところでしょう。
制作者である彼ら自身が
“いま-ここ”で行われているライブに関する一切の放映権・肖像権を手放します
と、あらかじめ宣言したこと。

力を振りかざさない、保持しない、守ることさえやめてしまう――
そうして初めて、他者(ここではリスナー)との共謀的生産が可能になる。
現に彼らは、力を手放したことで、観客という“大規模撮影クルー”を
タダで手に入れたわけだから。

そりゃあ、あまりに突拍子もない出来事&シカケで、呆然としている人もいる。
けど、その人たちにかまっていたら、楽しいことが先延ばしになってしまう。
だったらその人たちを巻き込むくらいに、「そこに行きたい!」と思わせるくらいに
「楽しいこと」を見せつけるしかない。

戸惑う人たちをしり目に演奏された「Tonight」
「共謀」という感覚が一気に共有されはじめるあの空気はすばらしかった。
それは、たくさん仕掛けられた物事すべてが理解されたということではなくて
ただ単に、曲が持つ力によるもの――
“とにかくすばらしい音楽が鳴らされていることへの躍動”だった。
何というか、ななめ右にいた10代っぽい女子が
「これはワタシ自身の歌だ!」というような誇らしげな表情で拳を掲げているのが見えて
心強さと幸福感がわたしの体を駆け巡っていた。

個人的には、いとう先生のむきだしの声(ラップ)が持つ力に改めて震撼。

それ以外にも、ステージ上でともに盛り上げていた快快による演出
創作アーティストによる、ライブ終了がリミットとなる作品制作――
おそらく、たくさんの人がこの企画にかかわっていたんだろうと思う。

小規模なライブハウスから発信される音楽が
そのまま世界へと発信することが可能であることを証明した口ロロ
まるで、ルービックキューブの難解さを楽しんでいるような大人たちの姿が
わたしにはとてもまぶしかった。

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(花道をラストランする大人たち。筆者撮影)
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# by rukasoda | 2010-04-14 09:44 | 音楽ライティング
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やぁやぁ、えらい時間放置してたら、4月の顔が見えてきてしまったなぁ。
1月行く。2月逃げる。そして3月去る。
ほんとうにバタバタと走り去っていったのでしたー。

やっと時間ができたからここいらで振り返っておこう。


例の投げ銭ライブ(前回日記参照)はとてもよかったと思う。
実態は、お客から強制的にもらうお金をドリンク代(¥1000)のみにして
残りの支払い金額をお客まかせにするといったもの。
お金は会場の各所に設けられた箱にいつ入れてもいい。

つまり“意志の尊厳”を守るためのやりとりだよなぁ。
アーティストとリスナーの等価交換を“すでに価値が決定された金額”のみの本位に頼るんでなく
“手続き”によって、まずはお互いの存在を等価にすることを確認し
そのうえで金額という交換をおこなう…

もちろん「支払い」という行為は同じだし
人によっては、固定観念から割り出した大凡の金額を支払ったかもしれない。
わたしが彼らに投げた(正確には納めた)お金も、そういった戸惑いの要素は多分に含まれていたと思う。
(ちなみにわたしはサイフの中にあった万札以外のお金¥2000ちょっとを投入。友だちは¥3000くらい)

ただ、たしかにそこには「拒否権」と「決定権」があったように思う。
主催者であるいなかやろうは、拒否することでほんとうの気持ちを感じられたハズ。
リスナーは、決定することで自分の価値観を再確認できたハズ。

民主主義的とか、政治的とか、むずかしく考える必要もない。
ただ、ひとつのコミュニケーションとして、とても有効だったと思う。

アーティストもいくら集まるかナゾな分、リラックスしてた気がする。
手抜きだと言われればそれまでだけど
手を抜かなければいい音楽ができる、というもんでもない。

おとぎ話はCDのクリーンな音なんか忘れちゃったみたいに弾き殴っていたし
(牛尾くんのギターはブルース。ほんとうに涙線を刺す音)
初めて観たいなかやろうはチープなオモチャのようにサイケでやさしかった。
そして、キャプスト永友さん初のソロ演奏。
突然始まった「花屋の娘」に、わたしの心臓は痛く熱く、そして安らかにただれた。


そんな気持ちをいまだに引きずってるのか、最近聴いてる音楽が変になってる。
もちろんサカナクション『kikUU-iki』は入手したけど
これがあんまり聴けてないんだよねぇ。

それよりもヘビロテしてしまってるのが

●昆虫キッズ『My Finel Fantasy』
「胸が痛い」が頭から離れない。日記タイトルもこっから。
これ多分、言葉として相当好きなんだよなぁ。
なんだろう…言葉に欲情する。
こういうのもフェティシズムっていうのかな。

「まちのひかり」の歌詞も好き。

●神聖かまってちゃん『友だちを殺してまで。』
うーん、やっぱCDだと規格化されちゃうんだなぁ。
ちょっとナイーブすぎてつまらなかった。

ただ、満員電車で突然わたしのイヤホンから流れ始めた
爆音のシークレット・トラックはかっこよかった!
前にいたサラリーマンの肩もビクッてなってたよ(笑)

●オワリカラ『3rd DEMO CD』
こないだの友だちのライブでさりげなく購入。買ってよかったー。
声が好き。音作りが好き。
そして何よりメロディが好き…!
「ロング・グッド・バイ」という曲を聴くと
どんな場所であっても目を閉じたくなる。
シャットアウトして没頭して貪る。

いかん。
好きすぎて、いまだに何ひとつ説明できない(笑)。

●くるり『もしもし』
これは3年前くらい大学付近にあったコアなレンタルレコード屋さんで借りて
すっかり存在を忘れた頃に音源を見つけて、最近聴いてる。
歌詞や唄い方がちがう「東京」、音スカスカな「虹」が収録されてたり。
何より「恋するクラゲ」がすごくいい。今どっかで聴けるんかな?

くるりって昔になればなるほどほどネジ外れてるイメージだったけど
そうじゃなくて、曲作りにマジメだっただけなんじゃないかなぁって思った。

●そんな中の、スパルタローカルズ全般
やっぱりわたしにとっての“痛がり鬱”のクスリはこのバンド。
神経が震えたような、アドレナリンが輝きだすような、極上の高揚感を味わう。

迷ってたけど、安部が出るってことで、フジQのサンセン決めました。
あぁ、またドキドキするんだろうなぁ。


そうそう、こんなこともあったな。
またも後輩のライブのためにアッチに行ってきたんだけど
そこで得た情報… ある友だちが、今年コッチに来るらしい。
実はずっと待ってたんだよね。
わたしは彼を仲間だと思っているから、何かできればいいなぁと企んでいる。

それと、水曜から【カレッジ大学】の最終講義が始まります。
うわぁ、最後かぁ。いっぱい勉強させてもらったなぁ。

「伝えたい音楽」

このテーマにピンときたら、よろしく。


今後のサンセン予定としましては

4月1日に口ロロ
2日にトモフ/アナログ

(まさかの二日連続in渋谷…!)

8日にかまってちゃんインストア
(ありがたいことに、チケをいただく)

です!そんなカンジ。

3月、もう一回くらい更新したいなぁ。
映画の話とか。
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# by rukasoda | 2010-03-28 20:46 | 私生活のBGM

神聖かまってちゃん

髭(HiGE)「ココロとカラダ、日曜日」

The Birthday「プレスファクトリー」

SPARTA LOCALS「FLy」

アナログフィッシュ「Queen」

フィッシュマンズ「頼りない天使」

ART SCHOOL「ニーナのために」

くるり「ランチ」


そんで、神聖かまってちゃん「ロックンロールは鳴りやまないっ」
3/10には、初の流通音源『友だちを殺してまで。』が発売される。

ボーカルのの子がやってるニコ動生中継
コミュニケーション手段としてあまりにも誠実で、観ながら何回も涙出そうになった。
百害あって一利しかないようなことを本気でしてるからね。すごいんだ。
コソッと生きてるヤツが、虚栄心だけを原動力に
ワンクリックの価値もないめめっちい言葉を吐きかける。

精神安定剤を服用している相手に、健全(だと自分では思っている)な人間が
「死ね」って平気で言える世界だからねぇ。
差別もクソもあったもんじゃない。
良くも悪くも、もっと異常なんだよ。

ほんとうは胸クソ悪くて観れたもんじゃない。
でも、の子がそういうの気にしてんのかどうかわからんけど
とにかくやめないから、こちらも観続ける。
リアルタイムでなきにせよ、見守るというかたちで参加したいと思ったから。
この引率力はすごいよ。
これが「かまってちゃん」の底力だとしたら、末恐ろしい。


ロックンロールはいろんな方法で「怒哀」と「歓喜」を表現している。
そのどれもが「個」という孤独な存在から発信されたメッセージであることに
わたしのハートはガッチリと掴まれる。

マイナスなこと、負の要素であっても
発信した瞬間に誰かの気持ちをプラスにする可能性があることを教えてくれる。

「死にたい」といいながら音楽を作っているアーティストが
たくさんの“死にたい魂”を救っていることを教えてくれる。
甘えでもいい。だってみんなわかんないから。

絶対孤独――どれだけ他者とつながろうとも、ひとりは独り。
何が狂っていて、何が正常かも判断できないくらい、膨大な情報と問題がそこには山積している。
ネットも教育も社会も倫理も世界情勢も、その問題を増やす厄介者のひとつでしかない。
もっとも手ごわいのは自分というソフト。そいつとの対峙の姿勢。
能力の分析、処理のヤリカタ――闘わなきゃいけないのはそことだから。

ロックンロールが鳴らす「個」の響き。
それはそのまま「All right」というメッセージになる。

だから、アナログフィッシュ「Queen」のサビ

 大丈夫狂っちゃいない

は、自己への、そして聴いているリスナーへの
ロックンロールの力を信じ続けよう、という啓蒙の光なんだとわたしは思う。


これからもいろんなロック、いろんな個に出会いたいなぁ。
とりあえず、きたる3/11は下北にて
【いなかやろうプレゼンツ “音楽はいつもそばにいる”】
を観ます。
投げ銭ライブだって! ワクワクするなぁ。
何よりも、キャプスト永友さんのソロを確認したいのダ。
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# by rukasoda | 2010-03-07 01:54 | 私生活のBGM