寒田瑠花のライター生活を晒す場所(主に)。仕事用のアドレス作りました! kyoumo.kaeru@gmail.com 書きモノやライブへのお誘い、音楽談議など、何でも歓迎。四次元ポケットみたいなもんです。


by rukasoda

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 おひさしぶりです。夏からまったく更新できず、気づけばもう年末!2011年もあと2日!
 今年は春からチョロチョロと就職活動的なことをしてはみたものの、うんともすんとも返事はなく、夏にはお世話になっていたマイスペースでの編集アシスタントも期限切れとなり、毎日を鬱々と過ごし、9月にはアルバイトまで辞めてしまったのでした。
 その後、音楽系求人広告をチェックするなかで自分が気に入っていたライヴハウスのアルバイト募集を発見。これを運命と思い応募してみることに。書類が通り、面接が通り、なんとか合格。就職はできなかったけど、これまででいちばん音楽に近い場所で働けることに希望がわきました。
 現在、勤務がスタートして2カ月が過ぎようとしています。まだまだ自分の不甲斐なさに落ち込んだり情けなくなったりする毎日。でもすぐそばで新しい音楽が鳴っていること、それを全力で支えようとする人が周りに大勢いることがモチベーションを高めてくれています。
 なんだかんだで上京3年目。人生2度目の大きな地震に遭って、非日常の日々を過ごしつつ(いまだに放射線の恐怖を払拭できずにいる)、引っ越しをして他人と一緒の家に住み、新しい場所で働きはじめた年。あっという間に過ぎた1年だった。
 まぁ、将来について考えなくもないお年頃ですが、新しい音楽に触れながら、自分のペースで執筆活動をやっていこうと思います。というわけで来年も何卒よろしくお願いいたします。

 以上、近況報告でした。
 ここからガッツリ音楽の話をします。

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 今年は夏頃から貧乏生活が続いたため、あまりCDを買うことができず無念だった。しかし駅前TSUTAYAさんがいつのまにか邦楽インディーロックの取り扱いを強化していたことで、いくらかはカヴァーできた気がする。TSUTAYAさんには大いに感謝したい。アルバイトは土日出勤できないことを理由に断られたけど・・・。
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 新しく知ったバンドの中でも、ヘンリーヘンリーズ爆弾ジョニーappetite雨先案内人といった、若さ・青さ・強さを持った音楽に出会う機会は多かった気がする。それとTHE BOHEMIANSはライヴもチェックできたけど、若手の中では飛びぬけて華やかで売れそうな感じ。マリーズの志摩氏もチェックしている注目株だし。
 自分としてはラキタのソロ音源『フライングロック』を聴いて以来、この音楽が若いバンドシーンにどうコミットしていくのか注目しはじめている。いろんなバンドと対バンしてシーンを盛り上げてほしいし、先輩ミュージシャンとの絡み合いも観てみたい。
 そのほかで今後ライヴを観に行きたいバンドとしては、killing Boyミックスナッツハウス(shimokita roundupで観たライヴが楽しかった)、NEW HOUSE逃亡くそタわけベルノバジャムズリンゴ少年など。あと、ついこないだ観たMonica Uranglassはダンス・ロックシーンを盛り上げてくれそうな予感。
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 自分のお気に入りアーティストの中では、何といってもアナログフィッシュの活躍に拍手を送りたいところ。震災後に挑戦的なキャッチコピーでリリースされたミニアルバム『MY PACE, YOUR PHRASE, OUR PHASE』は、その完成度の高さに長年のファンですら息巻いていたし、最新アルバム『荒野/On the Wild Side』は、バンド史上だけでなくロック史上に残る名作だと思う。少なくとも自分にとって、このアルバムは震災後の大きな希望だった。10月10日の日比谷野音ライヴではバンドの真価を再確認するすばらしい演奏を聴かせてくれた。ほんとうにこの1年のすばらしい仕事の数々には何度も心を打たれた。
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 そして1年を通してその活動&言動に注目していたバンドが踊ってばかりの国。彼らについてはまた機会を設けて語りたいと思っているけど、とにかく言いたいのが、彼らの存在が今後のシーンをかなりおもしろくしてくれるだろうということ。先月リリースされたアルバム『世界が見たい』では無駄がないのにユーモア溢れる演奏と無色透明なのに深みのある唄声で、ついにバンドとしての本領を発揮した様子。またライヴで聴く下津の唄がすごいのなんのって。最近の若いバンドの中ではズバ抜けた歌唱力だと思う。
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 あと「渚」「SUMMER HIGH」と立て続けにキラーチューン・シングルをリリースしていたシャムキャッツが、ついにアルバム『GUM』をリリースしてくれたのはうれしかった。これがシングルとちがってユルいユルい(笑)。もちろん彼ららしいロマンチックでじんわりくる曲もあって、ユルユルになった心の隙間にばっちりつけ込まれ、いや、沁み込んでくるんだけど。バンドのキャラというか、立ち位置をうまい具合にはぐらかしているのは、意図的なのかなんなのか。そのユルさがまた、下北沢ロックシーンに彼らあり、という空気を漂わせるのかもしれない。
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 それから住所不定無職。フル・ヴォリューム・シングルなる7曲入りCD「JAKAJAAAAAN!!!!!」「TOKYO POP’N’POLL STANDARD NO.1 FROM TOKYO!!!」を2枚リリースしたけど、どちらも最高級のバンド・エンターテイメントが詰め込まれている。彼女たちはほんとうに音楽的にも商売的にもセンスがいいなぁと思う。ロックカルチャーとポップカルチャーを融合させながら、あくまでサブカル臭を失わないガールズ・パンクバンド・・・ こういう複合的なおもしろさを体現してくれるアーティスト、まだまだ出てきていいのでは、と思う。
 いよいよ脂がのってライヴにも音源にも貫録が出てきたロックバンドといえば、おとぎ話。最新アルバム『BIG BANG ATTACK』は、豊潤な演奏と高らかに響く唄、それらを充分に包み込む伸びやかな音がアルバムの世界観を隅々まで丁寧に押し広げている。世界観に固執するバンドは多いけど、彼らの音楽で注目すべきはその表現力だ。個々の表現力を磨いたことにより実現したバンドの実力を最大限に活かして、アルバムを制作したことが聴き手にもちゃんと伝わってくる。キャリアを重ねる毎に成長してきた彼らは、いつのまにか、ぬくもりと手触りのある良質な音楽を届ける職人になっていた。
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 そのほかでは、ちゃんの最新アルバム『それではみなさん良い旅を!』が自分的にツボでうれしかった。それから前回書いたSuiseiNoboAzはタワレコ新宿店の屋上ライヴがまた最高にかっこよくて。自分たちの音楽を研ぎ澄ませている現在の彼らには、来年も期待したい。ボアズ繋がりでいくと、傑作アルバム『イギー・ポップと讃美歌』を聴いて以来、あまりチェックできていないのがオワリカラ。最近はいろいろなメディアで取り上げられているようで、ヴィジュアルが見る度に洗練されていて驚く。来年はしっかりとチェックしていくつもり。
 去年から聴いているandymoriの初期熱はだいぶ落ち着いてきたけど、そのぶんライヴに足を運び、信頼度はどんどん高まっている。来年も3月にニューアルバム『光』がリリースされるとのことで、ライヴで披露されている楽曲を聴きながら、創作意欲とともにどんどん純粋になっていく彼らに希望を感じている。1月にはThe mirrazのニューアルバム『言いたいことはなくなった』がリリースされる。最近の楽曲には疑問を感じる部分もあるが、アルバムタイトルから彼らなりの未来を導き出していることが予想できる。もちろん期待している。


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 とまぁ、ザッと語っても2000字を要するほど今年の音楽シーンは豊作だったってことですね。来年はプライベートだけでなく、仕事でもたくさんの良質な音楽を聴いて、勉強していきたいです!(そんでブログも更新したいです!)

 それではみなさま、よいお年をー!ヽ(^ω^)ノ


2011/12/30 寒田瑠花
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by rukasoda | 2011-12-30 14:09 | 私生活のBGM