寒田瑠花のライター生活を晒す場所(主に)。仕事用のアドレス作りました! kyoumo.kaeru@gmail.com 書きモノやライブへのお誘い、音楽談議など、何でも歓迎。四次元ポケットみたいなもんです。


by rukasoda

<   2009年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧

バタバタとした連休を過ごし、ダラダラとした日常を取り戻していました。
どうも、寒田です。

連休は伊豆に遊びに行き、おばあちゃんに会ってきました。
人生で一番うまいお寿司を食べさせてもらいましたね。醤油なんて全然いらないの。
まぁ実のところ、ちっさい頃から食べてるとこなんだけど…
やっぱりチビにはわかんないもんなんですね、このうまさが。いやーもったいない。

3日間でいろんなとこ遊びに行ったけど、どこも昔行ったとこばっか。
なのにあんまり記憶になくて、でも知っている場所っていうのは感覚としてあって。
その感じがおもしろかった。
どこもいっぱいで駐車するのが大変でしたけど。

温泉で久々に脚伸ばしてお湯につかれたのは、ほんとしあわせでした。

それにしても、もっとおばあちゃん孝行しなきゃですね。
久しぶりに会ったけど、すいぶん痩せたし、すこし背中も曲がってきている気がした。
ずっと歳よりも若くて元気な人だったけど、やっぱいつかは小さくなるもんなんだってわかった。
もっと楽しませて、安心させてあげなきゃ。


で、東京に帰って次の日は、再び浅草へ。
いとう先生総合プロデュースの【したまちコメディ映画祭 in 台東】へ。

韓国映画
『タチマワ・リー~悪人よ 地獄行き急行列車に乗れ』
『昼間から呑む』

を鑑賞。

どちらも秀逸な、映画の魅力を最大限に引き出す作品。
とくに『昼間から呑む』は山下敦弘監督『リアリズムの宿』以来の衝撃。
総製作費100万円というところもおそろしい…!

しかしほんとうにおそろしいのは、この2つの映画のどちらもが、配給元(買い手)が決まっていないということ。
つまり、もう日本で観られる機会はないかもしれない(いとう先生の話では、8割方そうなるらしい)。

信じられない!
こんな、政治的にも法律的にも何の問題もなく、“笑い”という面で非常にすぐれていて、単純に映画として高いクオリティを持った作品が、制作国のおとなりの国で上映されないなんて…
もはや恥ずかしいじゃないか、日本映画ビジネスよ!
韓国にどんだけ儲けさせてもらってるよ? 多少利益が出なくたっていいじゃん! 刺激的な国際交流しようぜ!
ってなかんじにもなるわ。

まぁ、まだわからないので何ともですが、とにかくわたしこれだけは言いたい。
わたしの今年のナンバーワン映画(今のところ)を、おすすめさせろ。
観れないんじゃ人にすすめられん。



今日のヘビロテBGM:Qomolangma Tomato『camouflage』
ジャケットが変態だな。でもなんだかんだでファーストからすべて購入しているバンド。
ライブ行きたいぜ! しんどそうやけど。
[PR]
by rukasoda | 2009-09-28 23:55 | シロウト映画・舞台
おつかれさまです。
っていうことばを頭に付けるのがクセみたいになってきてイヤだわ。
できれば「ただいま」と言って許されたいです。ただいま。

13日の日曜日は浅草にて【吾妻橋ダンスクロッシング】に行って参りましたよ。
いとう先生feat.康本雅子さんによる、ポエトリー・リーディング×ダンスのコラボ。
もはや何に息をのんでいいのかわからないくらい、“人の存在”そのものの迫力にやられた。
始まりは七尾旅人の『911 Fantasia』を思わせるようなものだったけど、終盤はやっぱり怒涛の声、声の応酬、声の滝壺――響いて、震わせて、充満していた。
康本さんのダンス初めて観たが、これまた怒涛の身体性。あんな繊細なのに、なんであんな強引にできるんだろうか。
どちらも「人間」を越える「声」と「体」で、それが音楽の遠心力によって何倍も広がっていくような、そんな時間でした。めちゃめちゃ内臓にきた!
またYouTubeにアップされるやもです。要チェック!

他の出演者の方々もよかったです。
contact Gonzoは本物が観れてかなり感激でした。めちゃくちゃかっこいい。表現方法としてわかりやすく、簡単(やるほうは絶対大変だけど)で、しかもおもしろい。笑える。
わたしなんかはプロレスに近い感覚で観てしまうのですが… 身体的芸術としても充分通用するのでは?
その他にも、快快[faifai]鉄割アルバトロスケット、それに休憩中流れてたChim↑Pomの映像…
バカバカしくて最高だったな。やっぱわたし、笑えるのが好きだ。

そういや今回一番前で観ていたので、何だかいろんなもんが飛んできましたよ。
ボール、汗、唾、体臭、団扇による強風、ジャークチキン臭の熱風、そして味噌…(かばんに付いた!笑)
東京で初めての舞台鑑賞だったんですけど、すごい楽しかったです。
いやはや、また足を運ぶ場所が増えました~。

それにしても、康本さん顔がちょうちっさくて、ちょうスタイルよくて、今までに見た二次元のキャラのどれより全然かわいかったですよ。人間に対してかわいさが凄まじいと思ったのは初めてでした。そういう意味でも人間越え!
あと、浅草は初めて行ったのですが、京都の四条に少し似ていましたね~。
まぁ、違うところはやはり高層ビルやマンション、高速などがエラソーなところですかね。
雷門とか、急に現れるかんじもおもしろかったです(笑)


今日のヘビロテBGM:いとうせいこう『OLEDESM』
やっぱり相当新しくておもしろいんだよね。「いうこときくな」とか大好き!
[PR]
by rukasoda | 2009-09-15 01:18 | シロウト映画・舞台
またすばらしいダンスロック・アルバムが誕生しましたなぁ。
リズムに、音に、歌詞に、ダンス・ミュージックへの「自覚」と「知性」――“踊らせる”ことのむずかしさと真剣に向き合う決意――を感じる。
現状に頭を抱え、音楽にできないことをグチグチ語るのはたくさん。「できない」なら、「できないこと」を音楽で表現してみればいい!
ビーチズはそうやって「生活」と「踊ること」を限りなく自分たちの存在(ルーツ)に近づけて表現している。
それこそがほんとうの意味でのロックだとわたしは思う。

同時購入した雑誌『MUSICA』の、ヒサシさんとテレフォンズ石毛さんの対談がとてもよかった。もはや、日本の“リズムのふるさと”にまで迫る秀逸なテーマ。
“自分たちの中には何のルーツもない”という感覚――これって、日本人の多くが持つものだと思う。日本のナショナリズムの根底、国(民族)単位のコンプレックス。

でもさぁ、“何にもない”なら縛られることもないんだから、“何でもあり”という自由を怖れず、楽しめる心さえもってりゃそれでいいわけでしょう。いろんな要素をごった煮して、新しい音楽をつくり続ければいいんだよ。

7曲目の「HARLEM HO ハーレムホー」を聴いてみればいい。

闇 平和 遊 幸 生活 小唄 レイナ ユウ マリ エンヤー ホー
闇 平和 遊 幸 生活 小唄 リビドー 誘惑 罠 ハーレムホー


日々の望みや祈りとその裏にある危うさや不純さを、両方の価値を、彼らはこんな簡単に並べてみせる。
宗教も音楽ルーツも、どうでもいい。誰のためでもなく、自分たちのため――「生活」のために、音を鳴らせばいいんだよ。

テレフォンズ、ポリシックス、スクービー、アロウズ、サカナクション・・・ 言い出したらキリがないくらい、最近の日本のロックって、“踊る”ことにかんして多様でしょ(だからこそスパルタ解散が悔やまれるんだけど…)。
これってもっと自慢していいことだと思うんだ。

最近のわたしたちは踊れるキブン。日々の悲しみを振り払うように、無我夢中で体を動かす。
残酷な世界にただ閉口するんじゃなく、自分たちのために音楽を進化させている。
このしたたかさに、そろそろリスナーたちも自覚を持たないといけないよ。

ほら、ビーチズも唄ってるじゃない。

マイアミ茅ヶ崎血が騒ぎダンス 毎夜まあいいやな街の繋がり 対岸の2、3人 気がつけば2、3万人 フラチなビート フラチな
(3曲目「FURATI フラチ」より抜粋)

これは最高の誘い文句でしょう。ビーチズの音楽への。ライブショーへの。
ダイジョウブ、敷居が高い気がするのは最初だけで、体は勝手に動くもんだよ!

まぁ、一度『HI HEEL』を聴いてみて。そしたら何かわかるはずだから。
彼らのダンスに参加するなら今のうち。
[PR]
by rukasoda | 2009-09-08 08:09 | 音楽ライティング