人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ソウダルカのライター生活を晒す場所(主に)。仕事用のアドレス作りました! kyoumo.kaeru@gmail.com 書きモノやライブへのお誘い、音楽談議など、何でも歓迎。四次元ポケットみたいなもんです。


by rukasoda

日曜の午後だ

ワイドショーはいつまでドラッグの話を続けるつもりなんだろう。ダントツでおもしろくない話題なのに…! だってわからんでしょ、やったことない人には。

たとえば、お笑い芸人がドラッグやってたらつまらないよね。
狂気に片足突っ込んだような芸人がさ、実はほんとに狂った頭でネタ作ってたら、バカバカしいじゃない! 笑えないじゃない!
そんなもんだよね、ドラッグって。過度な期待はいらないと思う。

最近は借りてきた映画たくさん観てます。
TSUTAYA新宿店は偉大です(笑)

『暴力脱獄』
『雷魚』
『爆裂都市』
『KING OF COMEDY』

などなど…
どれも繊細で、トチ狂ってて、笑える映画。

テンポよく都合よく進むフィクションに慣れてしまったら、現実のスピードや悲惨さに耐えられなくなる。
だから流行りのドラマやタレントしか出ていないテレビ番組ばかり観てちゃいけない。あれは台本や筋書きのとおりにコトが進むようにできてるんだから。

昔の映画、売れない映画… わたしは探してでも観る。お金払って観る。
そこにおもしろいモノ、知らないモノが映っているのを知ってるから。

ドラッグなんかよりずっと恐ろしいモノ、いかがわしいモノ――「人間味」という狂気
人間は、生きてるだけで変なことをする生物だ。
「今日コレをしよう」と思っていても、結局しなかったりする。
逆に「急にコレがしたくなった」といって、突拍子もないことをしたりもする。
ちょっとトチ狂ってるくらいが人間として丁度いい。わざわざ狂いきる必要なんてない。

昔の映画、売れない映画には、遠まわしにこういう人間味を撮ったモノが多い。
そういう映画には、そういうモノを撮ろうとする人間のパワーが溢れている。
それを目の当たりにしたときの方が、ドラッグでラリった人間を目の前にするよりずっと怖い。そして、悲しくも笑えるんだな。

芸人と一緒。フツウだからこそすごいし、怖いんだよ。

うーん、久々にブログ書いたらワケのわからない内容になってしまいましたな…(笑)
なんか日曜の午後、TV見てたらドロドロしてきた。空が曇りなので余計に。

とりあえず長谷井宏紀監督の『GODOG』が観たいです!
エミール・クストリッツァが主催するクステンドルフ映画祭でグランプリに輝いたというシロモノ。
早く日本でも公開すればいいのに。



今日のヘビロテBGM:真心ブラザーズ『あさっての方向』
これまたトチ狂った歌詞がたくさん。
「赤いラジカセ」は映画化希望します(笑)
by rukasoda | 2009-10-25 16:18 | シロウト映画・舞台