『世界のフラワーロード』のせかい
2009年 06月 29日
睡魔に負けてアップできなかった昨日のお話。
中村一義さんと結婚したいと本気で言い張る絶妙な友人が、京都から遙々やってきた。夜行バスに愛と日帰り荷物を乗せて。
この友人とはかれこれ15年になる付き合いで、わたしにとっては半分家族のような人間。とにかくいろんな意味でメズラシイ女の子なのだが、そのお話はまたの機会に。
その友人が入手したチケットで行ってきました。
【100s 寺子屋スペシャル ~フラワーロードショー~】。
アーティストのトークショーなんて初めて行ったよ!
(どうせなら早くライブしてくれよ…というのが率直な気持ち。)
夕方4時半(!)から始まったこのイベント、最初に発売前のアルバム(7月8日発売『世界のフラワーロード』)の全16曲分のPVをスクリーンで観せるという破格っぷり。
これすべて『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子監督によるもので、16曲分の連続したショートムービーとしても楽しめるようになってるシロモノ。
ただ、ところどころで “そりゃないよ!” とツッコみたくなるところが(笑)
うーん、聴くより前に観るもんではなかったかもしれない。
一足早くアルバムの大部分を堪能できたのはラッキーなことだけど。
それにしてもこのアルバム、中村一義時代からのファンにとっては多分めちゃくちゃ感慨深いものなんじゃないかと思う。
これまでの音作りの歴史がハッキリ耳に届く。サラッと聴いてても “あ、この曲あの曲っぽい!” みたいなことがたくさん。
タイトルだけ見てもねぇ… ニクイことするな~っていうとこ、ありますよね!
そして何といっても軽やかさ、柔軟さ。パワフルで上質なメロディ。一音一音の明確さ。
やっぱりバンドの連帯感ってある種の「重み」になるのかもしれないな。
わたしは『OZ』を聴いたときよくわからなかった人間なので、余計にそう思う。
あとのトークで、今回のレコーディングはメンバー全員揃ったのが最後の一回だけだったっていう話を聞いたとき、めちゃくちゃ納得できたもん。
最近よくいわれてる「グルーヴ感」とかもさ、「バンド」っていう形態や「メンバー」っていう固有性に縛られるもんなら、しんどいよね。ただ鳴ってる「音」だけでいいもん。
そこに向き合うことによって、しいてはその人間や集合体であるバンドと繋がっていけるからおもしろいんじゃないのかな。
その点で、100sメンバーひとりひとりのすばらしさといったら!
(とくにトム君のドラムがわたし大好きダ!)
一回聴いただけでどこまで言っていいか自分でもわからないけど、1st、2ndとは明らかにちがうものがあります。わたし自身はすごく衝撃を受けた。
これは『OZ』発売時にいわれてたことで、そんときは全然納得できなかったけど、今もう一度自分の口でいっときます。
『金字塔』再び!
ただし、あの『金字塔』とはちがう、まったく新しい「金字塔」。
ひとりだった音楽が、仲間であるひとりひとりの音楽と向き合うことで生まれた大傑作。
そこにあるのは誠実なコミュニケーション。
発売が待ち遠しい!
イベントは、そのあと横浜監督がゲストで登場したり、メンバー全員揃ってトークしたり、蔵出し映像(「主題歌」時代のナカカズさんのプライベート映像がすてきだった)あったりと、オナカイッパイの内容で、8時頃終了。
なかなかの長丁場でした…
なぜか新宿で回転寿司を食べて、夜行バスに乗り込む友人を見送って、家路に。
とにかく疲れた。
トークショーはもうすこし大人になってからでいいや… というのが感想(笑)
今日のヘビロテBGM:ワッツーシゾンビ『ZOMBIE FROM EARTH』
明後日の下北ワンマンに出現予定…
中村一義さんと結婚したいと本気で言い張る絶妙な友人が、京都から遙々やってきた。夜行バスに愛と日帰り荷物を乗せて。
この友人とはかれこれ15年になる付き合いで、わたしにとっては半分家族のような人間。とにかくいろんな意味でメズラシイ女の子なのだが、そのお話はまたの機会に。
その友人が入手したチケットで行ってきました。
【100s 寺子屋スペシャル ~フラワーロードショー~】。
アーティストのトークショーなんて初めて行ったよ!
(どうせなら早くライブしてくれよ…というのが率直な気持ち。)
夕方4時半(!)から始まったこのイベント、最初に発売前のアルバム(7月8日発売『世界のフラワーロード』)の全16曲分のPVをスクリーンで観せるという破格っぷり。
これすべて『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子監督によるもので、16曲分の連続したショートムービーとしても楽しめるようになってるシロモノ。
ただ、ところどころで “そりゃないよ!” とツッコみたくなるところが(笑)
うーん、聴くより前に観るもんではなかったかもしれない。
一足早くアルバムの大部分を堪能できたのはラッキーなことだけど。
それにしてもこのアルバム、中村一義時代からのファンにとっては多分めちゃくちゃ感慨深いものなんじゃないかと思う。
これまでの音作りの歴史がハッキリ耳に届く。サラッと聴いてても “あ、この曲あの曲っぽい!” みたいなことがたくさん。
タイトルだけ見てもねぇ… ニクイことするな~っていうとこ、ありますよね!
そして何といっても軽やかさ、柔軟さ。パワフルで上質なメロディ。一音一音の明確さ。
やっぱりバンドの連帯感ってある種の「重み」になるのかもしれないな。
わたしは『OZ』を聴いたときよくわからなかった人間なので、余計にそう思う。
あとのトークで、今回のレコーディングはメンバー全員揃ったのが最後の一回だけだったっていう話を聞いたとき、めちゃくちゃ納得できたもん。
最近よくいわれてる「グルーヴ感」とかもさ、「バンド」っていう形態や「メンバー」っていう固有性に縛られるもんなら、しんどいよね。ただ鳴ってる「音」だけでいいもん。
そこに向き合うことによって、しいてはその人間や集合体であるバンドと繋がっていけるからおもしろいんじゃないのかな。
その点で、100sメンバーひとりひとりのすばらしさといったら!
(とくにトム君のドラムがわたし大好きダ!)
一回聴いただけでどこまで言っていいか自分でもわからないけど、1st、2ndとは明らかにちがうものがあります。わたし自身はすごく衝撃を受けた。
これは『OZ』発売時にいわれてたことで、そんときは全然納得できなかったけど、今もう一度自分の口でいっときます。
『金字塔』再び!
ただし、あの『金字塔』とはちがう、まったく新しい「金字塔」。
ひとりだった音楽が、仲間であるひとりひとりの音楽と向き合うことで生まれた大傑作。
そこにあるのは誠実なコミュニケーション。
発売が待ち遠しい!
イベントは、そのあと横浜監督がゲストで登場したり、メンバー全員揃ってトークしたり、蔵出し映像(「主題歌」時代のナカカズさんのプライベート映像がすてきだった)あったりと、オナカイッパイの内容で、8時頃終了。
なかなかの長丁場でした…
なぜか新宿で回転寿司を食べて、夜行バスに乗り込む友人を見送って、家路に。
とにかく疲れた。
トークショーはもうすこし大人になってからでいいや… というのが感想(笑)
今日のヘビロテBGM:ワッツーシゾンビ『ZOMBIE FROM EARTH』
明後日の下北ワンマンに出現予定…
by rukasoda
| 2009-06-29 23:40
| 音楽ライティング